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プロパンガスを開栓する方法は?

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「引っ越し先でプロパンガス(LPガス)を使用する」という方のために、開栓手続きの手順をご紹介しています。また、どのプロパンガス会社に連絡したらいいのか、物件別にご紹介します。

  • プロパンガスの開栓には立ち会いが必要
  • 一部の物件では開栓時に保証金が必要なケースもある
  • 戸建ての持ち家なら自分でプロパンガス会社を選ぼう

プロパンガス(LPガス)開栓の手順
プロパンガス(LPガス)を開栓するための手順は以下のとおりです。ひとつずつ順を追って見ていきましょう。

  1. LPガス会社に連絡
  2. ガス機器を用意
  3. 開栓立ち会い
  4. 注意事項の説明など

1.LPガス会社に連絡

LPガス会社に連絡
入居日が決まったら、LPガス会社に早めに開栓をお願いしましょう。

引っ越し先への入居日が決まったら、その日に合わせてプロパンガス(LPガス)の開栓をしてもらえるように、ガス会社へ開栓依頼の連絡をします。ホームページの専用フォームから申し込める場合と、直接電話で申し込みを行う場合があります。

このとき、直前の連絡だと希望日に開栓してもらうのが難しい場合があります。特に、3・4・9月など、引っ越しシーズンだとLPガス会社も忙しいため、入居日がわかったらすぐに手配をするようにしましょう。

なお、戸建ての持ち家に引っ越す場合、開栓を依頼(契約)するLPガス会社は自由に選べるので、事前にしっかり調査をして、料金プランに納得できるLPガス会社に連絡しましょう。詳しくは次の章でご説明します。

2.ガス機器を用意

開栓する際には、ガスコンロや給湯器が適切に使用できるかを確認します。そのため、開栓時に使用するガス機器がすべて用意されている必要があります。

大家さんがこれらの機器をあらかじめ設置している賃貸物件などであれば、特に何かする必要はありませんが、そうでなければ、ガス機器を開栓前にそろえておく必要があります。契約するLPガス会社からこれらのガス機器を購入することもできます。

また、ガス機器は都市ガスとLPガスで仕様が異なるので、同じものをそのまま使うことはできません。仮に都市ガスからLPガスに切り替えるとして、「今の住居で使っている都市ガス用の機器を新居でも使いたい」という場合、部品の交換を行う必要があります。事前に契約するLPガス会社に相談するようにしましょう。

3.開栓立ち会い

水道や電気とは異なり、ガスの開栓時には立ち会いが必要です。ご自身が立ち会えない場合は、代理人の方でも大丈夫です。ガス会社の担当社員が訪問して、開栓作業と安全点検が行われます。この作業はおよそ30分程度で完了します。

4.注意事項の説明など

開栓作業が終わると、担当社員の方からLPガス使用や料金支払いに関する説明を受けて、手続きはおしまいです。

ただし、一部の賃貸物件などにおいては、このときに1万円程度の保証金が必要になることもあります。通常、保証金が必要な物件では開栓の前にLPガス会社から保証金請求があることについて説明があります。保証金はガス料金の未納がなければ解約時に返金されます。解約時にトラブルなく返金をしてもらうために、保証金を支払う際には必ず預かり証を発行してもらいましょう。

どのプロパンガス(LPガス)会社に連絡したらいいの?

さて、ここまで開栓の手順について見てきましたが、どのプロパンガス(LPガス)会社に開栓を依頼したらいいかわからない、という方もいるかと思います。物件別にご説明します。

賃貸物件や集合住宅の場合

LPガスの契約書
賃貸物件や集合住宅の場合、LPガス会社を選ぶのはオーナーです。

アパート、マンションや借り家に引っ越す場合、あなたがプロパンガス(LPガス)会社を選ぶことはできません。建物のオーナーが選んだLPガス会社と契約・開栓依頼をすることになります。入居時にガス会社を知らせてもらえる場合が多いですが、そうでなければ大家さんや管理会社に確認をして、そのガス会社に連絡を取りましょう。

戸建て持ち家の場合

新築・中古に関わらず、戸建ての持ち家に引っ越す場合、自由にプロパンガス(LPガス)を選ぶことができます。LPガスは会社によって料金がばらばらで、同じ地域でも2倍近く価格差が出ることもあるほどです。ですから、ガス代を安く抑えるためには、紹介されたところや知っているところとなんとなく契約してしまうのではなく、きちんとガス料金を調べて納得できるプランを見つけることが大切です。

地域ごとのプロパンガス(LPガス)の平均料金も目安としてチェックしておくとよいでしょう。

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