ウォシュレットの価格と工事費込みの相場を徹底解説

ウォシュレットはトイレの快適性を大きく高めてくれる便利なアイテムです。しかし、初めて購入や交換を検討する人にとっては、「本体価格はいくら?」「工事費は別?」「セットで安く買えるの?」など、多くの疑問があるかと思います。
この記事では、TOTO・LIXIL・パナソニックなどのメーカー公式情報や、家電量販店・リフォーム業者の料金相場をもとに、ウォシュレットの価格と工事費込みの相場をわかりやすく解説します。
これからウォシュレットを取り付けたい方や、交換を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
ウォシュレットの価格と工事費込みの相場を解説
ウォシュレットは本体価格と工事費を合わせて考える必要があります。この章では、分かりやすく、それぞれの相場について紹介します。
本体価格は2万円〜10万円が目安
ウォシュレットの本体価格は、モデルやメーカー、機能によって大きく異なります。基本的な温水洗浄機能に特化したモデルは約2万円〜4万円で購入可能です。
一方、自動開閉・自動洗浄・脱臭・除菌・温風乾燥など多機能モデルでは6万円〜10万円以上になることもあります。
選ぶ際には「どの機能が必要か」を明確にし、無駄なコストを抑えることが大切です。
工事費は1万円〜2万円が一般的
ウォシュレットの取り付け工事費は、設置環境や依頼する業者によって異なりますが、一般的な目安は、取り付けのみで約8,000円〜15,000円程度です(2025年9月時点)。
水道・電気の配線が新たに必要な場合は、別途5,000円〜10,000円程度の追加費用がかかることもあります。
家電量販店で購入すると、標準工事費込みで20,000円〜25,000円程度で提供されるケースが多く、安心です。
ウォシュレットの価格と工事費込みで選ぶときのポイント
ウォシュレットを選ぶ際には、価格だけでなく、設置環境や必要な機能の確認も重要です。この章では、選ぶ際の注意点を解説します。
対応している便器のタイプを確認する
ウォシュレットには、普通便座タイプとエロンゲート(大型)便座タイプがあります。
自宅の便器のサイズや形状によって対応するモデルが異なるため、必ず事前に「取付可能かどうか」を確認しましょう。
TOTOやLIXILの公式サイトでは、型番や寸法で適合製品を検索できるツールも用意されています。
取り付け不可の製品を購入してしまうと、返品や再購入の手間がかかるため注意が必要です。
温水・脱臭・自動洗浄など必要な機能を選ぶ
ウォシュレットには様々な機能があります。たとえば、
・温水洗浄/おしり洗浄・ビデ洗浄
・脱臭機能/自動脱臭・瞬間脱臭
・自動洗浄/フタの自動開閉・自動水洗
・ノズル除菌/銀イオンやUV除菌機能
・節電モード/人感センサーによる自動節電
これらの機能があると便利ですが、すべてが必要とは限りません。
予算と使い勝手を天秤にかけて、本当に必要な機能だけに絞るとコストを抑えられます。
設置場所のコンセントや水道の位置を確認する
ウォシュレットは電源を必要とするため、トイレ内にコンセントがあるかどうかを確認しましょう。
また、給水管の位置も重要です。壁給水・床給水のどちらかによって、設置可能な機種が異なります。
もしコンセントがない場合は、電気工事が必要になるため、追加で1万円以上の費用が発生することもあります。
設置前に現状のトイレ設備をしっかり確認することが、無駄な出費を防ぐポイントです。
工事費が含まれているかどうかを必ず確認する
通販サイトや家電量販店の価格表示をよく見ると、「工事費別」や「工事費込み」と書かれていることがあります。
特に安価に見える商品でも、工事費が含まれていない場合、結果的に高くなるケースがあります。
購入前には、総額いくらかかるのかを明確に把握しておきましょう。
できれば「本体+工事費セット価格」や「標準取付費込み」と明示されている商品を選ぶのが安心です。
ウォシュレットの価格と工事費込みのパターン別比較
ウォシュレットの購入と取り付けには、選び方によって大きな価格差があります。この章では、代表的なパターン別に費用感を比較してみましょう。
新品+業者取り付けの場合は5万円〜10万円程度
家電量販店やリフォーム会社でウォシュレット本体を新品購入し、業者に取り付け工事を依頼する場合、総額で5万円〜10万円程度が相場です。
例えば、TOTOの中位モデル(約5万円)+工事費(1.5万円)で、合計6.5万円程度が一般的です。
量販店では「標準工事費込みパッケージ」が用意されており、価格も明確で、保証も充実しているため安心です。
取り付けミスやトラブルのリスクも少ないので、初めて設置する方におすすめの方法です。
ネット購入+自分で設置すれば2万円〜4万円程度
DIYに自信がある方なら、ネット通販で本体を購入し、自分で取り付けることで、トータル費用を2万円〜4万円程度に抑えることが可能です。
たとえば、LIXILのシャワートイレ「KAシリーズ」などは、2万円台で購入でき、取付用工具も同梱されています。
ただし、水漏れや電源トラブルが起きる可能性もあるため、自己責任が伴います。
不安がある方は、専門業者に依頼した方が無難です。
リフォーム会社のセットプランは工事費込みで安心
リフォーム会社では、「ウォシュレット本体+取り付け工事+古い便座の撤去処分」がセットになったプランが提供されています。
相場は6万円〜9万円程度で、TOTO・LIXILなどの国内メーカー製品を使用していることが多いです。
取り付け後のアフターサポートや保証も手厚く、長く安心して使いたい方におすすめです。
くらしのマーケットやホームプロなどで一括見積もりを取ると、比較しやすく、便利です。
家電量販店のキャンペーンを利用すれば割引がある
ヨドバシカメラ、ビックカメラ、エディオンなどでは、セールやキャンペーン時にウォシュレットの本体+工事費込みで特価販売されることがあります。
特に3月や9月などの決算期やリフォームフェアなどでは、通常より1万円以上安く購入できるケースもあるので、チェックしておくと良いでしょう。
さらに、ポイント還元や長期保証サービスが付くこともあり、お得感が高いです。
価格だけでなくサービス内容も比較して選びましょう。
ウォシュレットの価格と工事費込みでおすすめのメーカーは?
国内メーカーごとに特徴や強みが異なります。この章では、信頼性のあるおすすめメーカーとその特徴を紹介します。
TOTOは国内シェアNo.1で信頼性が高い
TOTOはウォシュレットという名称の生みの親であり、国内でのシェアはNo.1(約6割)です。
製品の品質、ノズル洗浄機能、節水性能、使いやすさなど、どの面においてもバランスが良く、高い評価を得ています。
特に「アプリコット」シリーズは人気が高く、脱臭・除菌・節電などの機能が充実しています。
少し価格が高めですが、安心して長く使いたい人におすすめのブランドです。
LIXILはコスパ重視で安価なモデルが多い
LIXILは、「INAX」ブランドでシャワートイレを展開しています。
機能を絞ったシンプルなモデルが多く、2万円台から購入できるため、コストパフォーマンスに優れています。
給水や配線のしやすさ、DIY設置のサポートもあるため、初めての人でも取り扱いやすいです。
「KAシリーズ」や「KBシリーズ」は、基本機能に絞った人気商品です。
パナソニックは省エネ機能が充実している
パナソニックの「ビューティ・トワレ」シリーズは、省エネ性の高さと衛生機能が特徴です。
「瞬間湯沸かし方式」を採用しており、使用時のみお湯を作るため、待機中の電気代が大幅に抑えられます。
また、ステンレスノズル採用や抗菌素材など、清潔面にも配慮されています。
電気代を抑えたい方、省エネ志向の方におすすめです。
東芝はコンパクト設計で狭いトイレにも向いている
東芝のウォシュレットは、他社に比べてややコンパクトな設計で、スペースの限られたトイレにも対応しやすいです。
基本的な洗浄機能や節電機能がしっかりしており、価格も2万円台からと手頃です。
また、タンクレストイレとの組み合わせもスムーズで、リフォーム時にも採用されることが多いメーカーです。
デザインを重視したい方にも人気があります。
ウォシュレットの価格と工事費込みで安く抑えるコツ
少しでもコストを抑えたいという方に向けて、安く導入するためのコツをご紹介します。
ネット通販のセット商品を活用する
ネットショップでは、「本体+標準工事費セット」の商品が多数販売されています。
たとえば、楽天市場では取り付け工事込みで3万円台の商品もあり、コストパフォーマンスが非常に高いです。
また、セール時期を狙えば、さらに安く手に入るチャンスもあります。
ただし、設置条件によっては別途料金がかかることもあるので、事前に確認しましょう。
家電量販店の取り付けキャンペーンを利用する
量販店では「期間限定の取付無料キャンペーン」などを実施することがあります。
こうしたキャンペーンを利用することで、取り付け費用1万円〜1.5万円が丸ごと節約できることもあります。
特に新生活シーズンや決算期(3月・9月)に多く見られるため、時期を見極めるのも重要です。
店頭での価格交渉や、ポイント還元を活用するのもおすすめです。
DIYで取り付けすれば工事費を節約できる
ある程度の工具と作業経験があれば、自分でウォシュレットを取り付けることも可能です。
最近では、取付動画やマニュアルがYouTubeやメーカーサイトに公開されており、初心者でも取り付けやすくなっています。
工事費1万円前後が浮くため、合計コストを抑えるには効果的な方法です。
ただし、漏水や感電などのリスクもあるため、慎重に作業しましょう。
型落ちモデルを選べば価格が抑えられる
最新機種でなくても、1つ前の型のモデルであれば、性能は十分で価格が大幅に安くなります。
例えば、TOTOやLIXILの旧モデルは2万円〜3万円で購入できることもあり、十分に実用的です。
型落ち品は在庫限りになることが多いので、見つけたら早めに購入を検討するのがおすすめです。
公式サイトやアウトレット店舗もチェックすると良いでしょう。
ウォシュレットの価格と工事費込みに関するよくある質問
最後に、ウォシュレット購入・設置時によくある疑問をQ&A形式で解決します。
工事時間はどれくらいかかる?
標準的な取り付け工事であれば、作業時間は30分〜60分程度が目安です。
配線工事や撤去作業がある場合でも、通常は1時間〜1時間半程度で完了します。
あらかじめ便座周りを片付けておくと、作業がスムーズに進みます。
業者に依頼する場合は、当日の立ち会い時間も考慮してスケジュールを組みましょう。
賃貸でもウォシュレットを取り付けられる?
賃貸住宅でもウォシュレットの取り付けは可能ですが、大家さんや管理会社の許可が必要な場合が多いです。
取り外し可能な簡易モデルや、元に戻せるような取り付け方法であれば、比較的柔軟に対応してもらえることがあります。
取り付け前には、必ず契約書や管理規約を確認するようにしましょう。
原状回復が前提であれば、退去時のトラブルも避けられます。
電気代はどのくらいかかる?
ウォシュレットの電気代は、使用状況やモデルによって異なりますが、1ヶ月あたり約100〜300円程度が一般的です。
瞬間湯沸かし方式のモデルであれば、待機時の電力消費が少なく、より節約効果が高いです。
また、節電モードや人感センサー搭載モデルを選ぶと、年間で1000円以上の差が出ることもあります。
電気代を気にする方は、省エネ性能に注目して選びましょう。
古いウォシュレットはどう処分する?
不要になったウォシュレットは、粗大ごみとして自治体に回収してもらうか、家電量販店などの回収サービスを利用します。
自治体のルールによっては、事前に申し込みや回収券の購入が必要です。
また、業者に取り付けを依頼する場合は、「旧便座の処分費込み」として回収してくれることもあります。
事前に確認し、手間や費用を抑えるようにしましょう。
まとめ|ウォシュレットの価格と工事費込みで失敗しない選び方
この記事では、ウォシュレットの価格相場から取り付け工事費、選び方やお得に購入する方法まで詳しく解説してきました。
必要な機能と設置環境を確認してから選ぶ
まずは、自宅の便器タイプや設置環境(コンセント・水道の位置)をチェックしましょう。
その上で、必要な機能に絞って選ぶことで、無駄な出費を防ぐことができます。
工事費込みの総額で比較する
本体価格だけでなく、取り付け工事費を含めた総額で比較することが重要です。
「安く見えても工事費別だった」というケースに注意し、セット価格を選ぶと安心です。
信頼できるメーカーや業者を選ぶ
長く使うものだからこそ、信頼性の高いメーカーや、アフターサービスのある販売業者を選びましょう。
口コミやレビュー、保証内容も確認することで、満足度の高い買い物ができます。
ウォシュレットは、生活の質を高めてくれるアイテムです。この記事を参考に、あなたにぴったりの1台を見つけてください。
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